最近、仕事で出張に行く機会も多くなってきたので、どうにか外出先でFF14をプレイしたい!と思い、思い切って冬のボーナスでSurface Book2 を買ってみました。

今回はFF14をプレイするという視点を中心に、初めての商品レビューに挑戦したいと思いますw
(案件ではありません)

Surface Book 2のスペック

今回購入したSurface Book 2のスペックは以下の通りです。

ディスプレイ 13.5 インチ PixelSense ディスプレイ
解像度:3000×2000 (267 ppi)
※タッチパネル搭載
CPU 第8世代 Core i7-8650U クアッドコア 4.2GHz Max Turbo
メモリ 8GB
GPU Intel HD Graphics 620
GeForce GTX 1050 (2GB DDR5 RAM)
ストレージ 256GB SSD
OS Windows 10 Pro 64bit ※Office Home & Business 2016付属

あくまでサブPCとしての使用なので、メモリは8GBとしました。
ストレージも、FF14などのソフトウェア以外のファイル類は自宅のNASに入れるので、256GBで十分です。

Surface Book2 の凄いところは、13.5インチという小さい筐体ながら、ビデオカードとしてGTX1050を搭載しているところです。
昔はこのサイズで独立したGPUを搭載しているモデルはBTOでもあった(ALIENWARE)のですが、GTX1000番台が登場して以降、BTOでゲームノートを買おうとすると最小で15インチモデルしかありません。

15インチ未満のノートPCで、GPUを搭載できるものは、調べた限りこのSurface Book2のみのようです。(Macbook Proも13インチでは独立GPUは搭載できないようです)

 

早速、FF14のベンチマークを測ってみた。

と、いうわけで購入したSurfaceで早速ベンチマークスコアを測ってみました。

ちなみに、Surface Book 2はモニタ部分とキーボード部分とを分離して、モニタ部分をタブレットのようにして使用することができます。
しかし、CPUは画面側に搭載されていますが、GPUはキーボード側に搭載されているので、
FF14をプレイするときは必ずモニタとキーボードを接続した状態にしておきます。

今回は、出先でのプレイを目的としたプレイであるため、あくまで表示画質などにはこだわらず
・1280 x 768 標準品質(ノートPC) ※DirectX 11
・1980 x 1080 標準品質(ノートPC) ※DirectX 11
この2パターンでベンチマークスコア測定を行いました。

測定結果① 1280×768 標準品質(ノートPC)

なんとこの解像度では余裕で1万を超えてきました。
この解像度あればギャザクラなんかは普通にできてしまうので、外出先でちょっとギャザクラするには十分使用できますね。

測定結果② 1980×1080 標準品質(ノートPC)

惜しくも1万台には到達しませんでしたが、それでもかなりいい数字がでています。
1980×1080なら十分バトルコンテンツも遊べる解像度ですので、外出先でもIDとかであれば快適にプレイできそうです。

 

実際にFF14をプレイ!

ベンチマーク測定も終わったので、実際にFF14をプレイしてみることにしました。

クライアントインストール→ログイン→パッチダウンロードという流れですね。
パッチは拡張含めなんと大容量の32GB。1からだと今こんなに容量があるんですね…

というわけで、カジュアルなコンテンツの中でももっとも負荷が高いであろう、24人レイドに行ってみました。(HUDは間に合わせで適当に作ったのでぐちゃぐちゃだけど許して)

画面サイズは1980×1440と、ちょっと特殊な解像度で、仮想フルスクリーンで動かしています(理由は後述します)。
あまり負荷をかけすぎないよう60fps上限で設定していますが、戦闘中でもこのように60fpsを余裕で維持できています。

 

FF14プレイヤーから見たSurface Book 2の利点

その1 サイズがコンパクト

Surface Book2 13inchモデルは、サイズが312(幅)x232(奥行)x23(高さ)となっています。
このサイズは、A4用紙を横にして、縦が2cm、横が1cmと一回り大きいぐらいです。
この程度の大きさなら、仕事用の鞄などにも余裕で入ります。

最近のゲームノートは15インチで横縦が大きいのはもちろん、厚さが5cmぐらいあったりするので、なかなか鞄に入れるのは困難です(x x)
その点Surface Book 2はまだ持ち運びしやすく外出先でもエオルゼアの生活が楽しめます。

その2 思ったより画面が小さく感じられない

13インチモデルのため、もちろん画面のサイズは小さいのですが、
実はフル解像度は3000×2000という高解像度なので、画面が意外と広く感じられます。

この設定のままフルスクリーンでFF14をプレイすると3K画質になってしまい、流石にカクつきます。
ですので、FF14プレイ時はWindows側の解像度設定を横1980にします。

ちなみに、画面は3:2という割と特殊なアスペクト比なので、アス比に合わせるとなると1980×1440の解像度を選択することになります。フルHDよりも若干縦が大きくなりますが、先述の通りこの解像度でもFF14は快適にプレイすることができます。

その3 FF14プレイヤー向け…?なキーボード配列

ノートパソコンのキーボードは、フルキーボードと違ってキーの数が限られてくるので、
Print ScreenキーなどはFnキーを押しながら特定のキーを押す、なんて設定がされていることが多いです。

しかし、Surface Book2 の場合
PrintSc、Home、End、PgUp、PgDownをFnキーを押さずに使用することができるため、
キー1つでFF14でのスクショをパシャパシャ撮影可能です!

また、F1~F12を使用する場合、Fnキーを押す必要がありますが、
Fnキーはトリガー式となっているため、バトル中などはFnキーをONの状態にしておけば、以降はFnキーを押さずにF1~F12を使うことができます。

キータッチの感じについては人それぞれによって異なりますが、私は特段気になることはないです。

その5 顔認証が凄い!

これはFF14に限定された話ではありませんが、Surface Book2 は Windows Helloを使った顔認証をすることができます。

一度顔を登録しておけば、以降PCを閉じた状態から開いたときに、カメラに顔を向けていればパスワードを入れることなくログインすることができます。

この顔認証のログインも思った以上に早いので、使ってみると以外と便利です!
わざわざパスワードを打ち込むよりササッとログインすることができます。

眼鏡をかけている方は、眼鏡をかけている状態とかけていない状態、どちらも登録しておけばいつでも認証することができます!

 

FF14プレイヤーからみたSurface Book2の短所

その1 若干重い

13インチのGTX1050搭載モデルの場合、重さは約1642gで、ACバッテリーを合わせるとおよそ2kgとなります。
当然タブレット等と比べると、ある程度の重さはあるので、鞄に入れて持ち歩くと当然その分の重さが感じされます。

しかし、独立GPU搭載モデルの中では一番軽いといっても過言ではない部類ですので、外出先でもバトルコンテンツを楽しみたい!という方にはオススメです。

一方で、外出先でバトルコンテンツはやらない。ギャザクラができれば十分という方は、Surface ProのCore i7搭載モデルを買ったほうが、1280×720の解像度なら普通に動かせるので、そちらのほうが持ち運びにも便利だと思います。

その2 コスパは悪い

今回購入したモデルは、税込みでおよそ26万円となります。
同様のスペックのノートPCを、BTOで組むと高くても12万程度で収まるので、スペックに対するコスパは非常に悪いです。

ただ、タッチパネル搭載でSurface Penを使えば絵も掛けるので、外で絵描きもしたいという方には液タブのように使えて非常に良いと思います。
それから、やはりGTX1000番台の搭載モデルの中では一番コンパクトなので、少しでも荷物の圧迫感を減らしたいという方向けですね。

その3 やはり発熱が若干怖い…

ネットブラウジング等する分には問題ないのですが、当然FF14を起動するとなると、ファンはフル回転となります。あとはやはり発熱もあります(キーボードとかも暖かくなってきます)。

ただこれはCPUやGPUも通常時に比べれば発熱していると思うのですが、どちらかというとバッテリーなのかなという気もしています。

Surface Book2の構成はちょっと特殊なようで、画面側とキーボード側にそれぞれバッテリーを持っているようです。(バッテリー画面を見ると「バッテリー1」「バッテリー2」でそれぞれ残量が表示されています)。
ですので、充電時は画面側、キーボード側がそれぞれほんのり暖かくなります。

FF14プレイ時は流石にバッテリー消費が早くなるため、ACを繋いだ状態でプレイすることになります。
筐体自体がコンパクトなこともあって、熱が逃げにくいので、長時間プレイしているとCPU+GPU+バッテリーの発熱で結構熱くなってきます。

ですので、メインPCとして運用するのは少し難しいと思います。
(流石に毎日長時間コレでやってたらかなり寿命を縮めることになるでしょう)
ただ、熱暴走するレベルではないので、やはり出先で遊ぶ分には問題ないと思います。

 

まとめ

と、いうわけで、FF14視点からのSurface Book2レビューをお届けしました。
仕事のスケジュール的に1、2月あたりは1週間の長期出張などもあるのですが、これでホテルからでもFF14を快適にプレイできそうです!

また、Surface Book2でのFF14のプレイ感など、ご質問等あればコメントしていただければ可能な範囲で答えていきたいと思います。